説明
菊尽くしの寿光織の生地に超定番の黒の鮫小紋を八掛も一緒に染めだしたとてもおしゃれな一枚です。お茶席や観劇、パーティなど、カジュアルからセミフォーマルまで幅広くお召しになれる重宝な一枚です。
「江戸小紋」は『東京都染色工業協同組合』では産地証明の証『江戸小紋ブランド証紙』を制定。江戸更紗,江戸無地染めなどこれらの染め物は平成18年度に導入された地域産業活性化のための制度「地域団体商標登録制度」において、東京の地域ブランドとして登録されています。 各商標表示マークがその証となっています。
江戸時代に作られたからとか、江戸ではやった柄だからと「江戸小紋」とネーミングした商品が多く出回ったおかげで、商標登録をしたことによって、組合に入っていない工房や作家、また東京以外で活動している作家さんは、「錐彫り小紋」とか「伊勢型小紋」と称して販売しています。
それよりも染め方に、3種類以上ありそれによって染加工料が違いがあるため、注意が必要です。東京の組合では、本型を使ったものとシルクスクリーンで染めたものを「江戸小紋」と認めています。その他、インクジェット、ローラー捺染などがあります。
鮫小紋(さめこもん)は、着物によく使われる小紋柄のひとつです。小さな点を円弧が重なるように連続的に配置した柄で、鮫の肌のように見えるためにつけられた名称です。
江戸時代には裃(かみしも)に用いられたが、現在は着物に1色染めで用いられることが多い。
鮫小紋は、鮫の肌が鎧のように固いことから「厄除け・魔除け」といった意味が込められているそうです。
鮫小紋は、遠目には無地に見え、光沢のある生地を染めると、キラキラとしなやかにゆれる独自の美しさが人気です。
紋様の細かさにより「極鮫」「中鮫」「並鮫」などと細かく呼び分けられます。
※ブラウザによって色合いが変わることがあります、ご了承ください。
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