説明
群馬県の桐生市の荒川織物の製品です。ゆかたをはじめ、地味な着物でもちょっと変わった帯で楽しんでください。裏地はシンプルに一本独鈷です。
素材:ポリエステル100%
長さ:約3m90㎝
桐生織物は、群馬県桐生市で織られている伝統的工芸品です。桐生織物は、糸を先に染めて織って柄を出す先染め紋織り(ジャカード織り)の技法で織られており、素材感や独特の風合いが特徴的な高級感あふれる織物です。
桐生織(きりゅうおり)は、群馬県桐生市において特産とされる絹織物である。 その起源は奈良時代まで遡る。 江戸時代以降、西陣及び西洋の技術を導入し、さらには先駆けてマニュファクチュア(工場制手工業)を導入し発展。 『西の西陣、東の桐生』と言われ、高級品織物を中心に、昭和初期までは日本の基幹産業として栄えてきた。東北と北陸と首都圏を結ぶ集散地としての役割もしており、新たな商品をデザインしたり、各産地の特性に合わせて商品開発をしたり、シルクを始めさまざまな天然素材から化学繊維に至るまでその素材を生かした織りの演出家です。昔から進取の精神に富んだ土地柄です。
◆日本の龍の爪の数について(この帯は、3本龍と4本龍の2匹?)
「中国の龍は足の指が三本なのに対して、日本では四本の指をそろえて書かれたものが多い」
「奈良時代の龍の指は鷲の脚をかたどったもので、指の数は五本、四本、三本と時によって異なっていたが、平安時代の龍は必ず四本で、熊手状に指がそろえられている。これが鎌倉時代になると四本、三本となり、室町時代以降は三本となる。鬼の指も室町時代には三本で、こうした妖怪めいたものの指は三本に定則化されていく」(『図説 竜の歴史大事典』)
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