名古屋帯6571つづれ

¥78,000 税込

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説明

 

 

「つづれ帯」といっても、色々なタイプがあります。機械で織って型で金彩で柄を載せたもの、機械で織るけど、ジャカートで柄織しているもの、「つづれ」の織組織で作られているけれど、大変手間と技術が必要な爪織ではない!そうお値段ではだいぶ差があるけれど、某呉服店の展示会などではかなり高いお値段で売られていたりします。違いは裏を見てもらうと、裏表が全く同じ柄で織られているものは爪織だけ。

この帯は、ハンデと呼ばれたつづれの帯です。(半分爪織つづれの意味か)中国つづれですが、きちんと細かい部分まで作ってあります。つづれ帯はあまりに手間がかかり、職人が育つのにも時間がかかるため、30年くらい前に西陣のメーカーが日本の職人とともに中国で生産を始めました。最初のころはとんでもない色の糸で織られたため、売り物にならず大変苦労したそうです。その後だんだん上手になると、今度は自分たちで勝手に作って、輸出しだし安いが粗悪な製品が出回りました。その影響で国内のつづれの織元が廃業、倒産にあい、特に夏のつづれはひどかった。私は中国製造でもしっかり織っているものは仕入れています。お値段で考えると10倍位ちがいます。

 最近の中国は急激な物価と人件費の上昇、職人さんの高齢化などで極めて生産が少なくなりました。手持ち在庫ですので、お値段はかなり安いかと。小紋、紬、お召しや付下げや色無地あたりなら、素敵に合わせられます。手織りですから締めるほどに、体になじんできます。

※お値段はお仕立上り税込み価格です。
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