七五三のお直しについて

夏のお盆明けごろより七五三のご相談が増えます。

千歳屋では、当店の取り扱い商品以外でも、洗いや肩上げなどのお直しを承っています。

幼少時に着物に触れて着物を身近に感じて欲しい・着物を好きになって欲しい・多少面倒でも丁寧にお祝いをしてあげたいご家族様の気持ちに寄り添いたい・・・という信念でお手伝いさせていただいてます。

ご相談の流れ

１、予約制ではありませんが、秋の週末はご相談でかち合うことが多いので可能でしたら事前にご連絡下さい。トップページよりＬＩＮＥ、又は問い合わせページからメッセージが送れます。

２、お着物、長襦袢を持って、ご本人と一緒に計測にてご来店下さい。

３、加工内容によって3週間～1,5ヶ月ほどお時間を頂きます。洗いやしみ抜きがある方はさらに時間がかかることがあります。

１、いよいよわが子も七五三だわ！と思ったら、まず着物を確認しましょう。

シミや汚れがついていたり。3歳の着物だと思ってたら、7歳用だった。またはその逆などさまざまなケースがあります。ベストは春か夏、ご実家にあれば送ってもらい、実際にお子様に着せてみたりして、、明るい場所で確認しましょう。

２、シミがあれば早めにしみ抜きしましょう。

当店でもしみ抜きできますし、お近くのクリーニング店でも相談してみてください。古いシミは頑固で落ちにくかったり、時間、料金がかかることもあります。

３、夏が過ぎたら採寸をして、肩上げ腰上げをしましょう。

お子様はひと夏に、にょきにょき成長します。秋のお祝いなら、ひと月前くらいの採寸がベストです。ただ、混雑状況や「持ち込んでみたらあら？」という思いがけないこともあるので、念のため早めにご来店下さい。

４、付属品の小物をよく確認しましょう。

七五三は、身に付ける小物が多いです。7歳女の子、5歳男の子、3歳女の子でそれぞれ異なります。お祝いの日直前では間に合わないこともあります。ひと月以上前に確認して、ご用意しておきましょう。

必要なリストは、下記に記載しています。

きもの・長じゅばん・お被布（ひふ）・へこ帯（またはしごき、上に被布を着れば無くても○）

ぞうり・たび・巾着（なくても○）・こしひも2本（着物と長じゅばんに付いていれば不要）

肌着（あれば）

チェック項目：長じゅばんに半衿がついているか・肩上げ腰上げしてあるか・タビのサイズ

羽織・きもの・長じゅばん・袴

角帯・羽織ひも・懐剣・お守り

せった･たび・こしひも2本（長じゅばんに付いていれば1本）

肌着（あれば）

チェック項目：長じゅばんに半衿がついているか・肩上げ腰上げしてあるか・タビのサイズ

宮参り着を使用する方は羽織は不要です。宮参り着は、5歳で着ると身巾がぎりぎりなため肩上げできないこともあります。

きもの・長じゅばん・帯（子供用）

帯揚げ・帯じめ・しごき・はこせこ・びらかんざし・お祝い用の扇子

腰ひも２～3本・だて締め2本・帯板・帯枕・肌着裾よけ（あれば）

チェック項目：長じゅばんに半衿がついているか・肩上げ腰上げしてあるか（着物は肩上げのみでも○）・タビのサイズ

大人用の着物を7歳が着るのには、肩腰上げだけでは対応できません。着せられなくはないですが、着姿がだぼついてしまったり、着崩れてしまうのでお勧めしていません。大人用を着せるには仕立て替え（場合により寸法直し）をした方が良いです。

3歳の着物を7歳が着るのは、ほぼ不可能です。たまに大きめに仕立てられている3歳用の着物なら7歳でも着られることがありますが、希なケースです。